若者たちへ

《3月11日》

今年もこの日がやって来た。

日本中がザワザワする日。悪くはない。思い出していただけるのだから。

そして今年もあの若者たちが束でやって来た!東北からボランティアが減っているというこのご時世に年々増えているという不思議。その名前も「IVUSA」

 

君たちは素敵です。本当に。

その悩み多き姿は美しい。

その行動力は世界を変える可能性を秘めている。

悩んで、悩んで、悩めば良い。

悲しんでも、苦しんでも良い。

その先に、他の誰でもない自分だけの答えが待っているから。

努力が全て報われるなんてことはないし、夢が必ず叶うわけでもない。でも、そこに向かって行った姿は何より美しいから。その美しさが自信になって残るから。

そして、決して病まないで欲しい。それでは誰も喜べなくなる。楽しめなくなる。

どうしても自分で立っていられない時は、素直に頼れば良い。家族に。友達に。この町に。

そして、この傷んだ町の傷んだ人々と一緒に再生しようよ。ねっ!

そして、ここからまた歩き出してくれたら嬉しい。

また帰っておいで…