岡山・福山の旅2018その2

10:00ちょっと過ぎナビの微妙な案内に行き止まりにはまりつつ「繋々」(つなつな)に到着。

そこはライブなどのイベントに貸している素敵な古民家。絶賛リハ中!

そうそう昨年夏に山元、亘理に来てくれた菊地裕司くんが先輩たちに見守られつつ相変わらずまったりと歌っていた。

昨年一度だけしかお会いしていないアーティストさんたちが「森さ〜ん!パパさ〜ん!」と迎えてくれた。音楽とは、イベントとは人と人の距離を劇的に近づけてくれると改めて実感する。

そして、昨年と変わらない、いやいやもっと更に爽やかな心地いいサウンドがその古民家から溢れ出る。そんな人たちに囲まれて「思い出の跡」を歌わせていただいた。アーティストさんたちお一人お一人の想いとお客様の温かさに包まれ泣きそうになりながら何とか山元の亘理のみんなの「ありがとう」を伝え歌い終えた。数人のお客様がお声を掛けてくださりCD「永遠」をご購入くださった。

2カ所目は「ナマステガネーシャ」インド料理レストラン。

こちらはバンドあり、インド舞踊、ヨガ、弾き語りと盛りだくさん。インドカレーを食べながらヨガも体験しつつ熱のこもった演奏を聴かせていただいた。

3カ所目「森の時計 風のホール」圧巻のホール。瀬戸内海の絶景。この穏やかな海がこの地の人々を穏やかにさせるのだろうと思えてくる。

ここではクラッシックとステンドグラスのコラボという他にはない演出。ピアノ、ブァイオリン、チェロ、そしてステンドグラスの動画がスクリーンに浮かぶ。演奏の合間の語りは言葉を詰まらせつつの様子に胸がいっぱいなり、想いをのせた演奏に胸がいっぱいになった。福山市内の各所で東北へ向けての書いていただいたという花びらの形のメッセージにまた胸がいっぱいになる。最後に「花は咲く」を演奏に合わせお客様が一緒に歌う。私の苦手な歌。亡くなった友達を思い出して止まらなくなるから…

涙が止まらなくなった。それまで堪えていたいっぱいいっぱいが溢れて止まらなくなった。

「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」…

ただただ繰り返す。

この「ありがとう」をどこに、どれだけの人に恩送りできるのだろう。