
岡山・福山の旅2018その3
3月4日10:00少し前、4カ所目今日最初の会場「福山MUSICFACTRY 」到着。ここでもネムカカさんのバック演奏で「おかえり!」を歌わせていただくことになっていた。リハーサルを終えたころ鴫原さん到着。昨年ネムカカさんたちが宿泊させていただいたお宅のママで、わたりなんさもかんさも応援隊のメンバー。彼女が今日から合流。
ここはライブハウス。昨年気がつけばライブハウス初体験をさせていただいた、福山で初めて歌わせていただいた場所。そこにまた来ることが出来たのだ。
出演者の口から次々に語られる東北への想いと戸惑い。私はステージから「ありがとうございます」と「知っている人になってください。」とお伝えすることで精一杯だった。
5カ所目は「Dolce cafe 178」ここではクロストークの予定でお邪魔した。事前に「聞き辛いことこそ私に聞いてくださいね。」とお伝えをしてあった。でも全くの打ち合わせなしのクロストーク。そこで語られた想いや質問。切ないほどの戸惑いが伝わってくる。私はとにかく一つ一つに精一杯話をさせていただいた。
がしかし!その後まさかのサプライズ。何と出演者の皆さんが曲のバック演奏をするから歌って欲しいと。
えぇー♪───O(≧∇≦)O────♪
「想い」を練習してくださっていたというのである。そして演奏。ぶっつけ本番ドキドキのスタート♬
直前までてらカフェの話をさせていただいての「想い」。
私の曲をアレンジし練習してくださっていたこと、この曲を受け止めようとしてくださったこと、この曲を福山のみなさまに聴いて欲しいと選んでくださったこと、胸がいっぱいになる中
「100年先、1000年先まで住職の想い届け!」
の気持ちで歌わせていただいた。この優しい西の友に災害の無情が少しでも伝わっていたらうれしい。
また絆が繋がった瞬間を感じさせていただいた。
「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」
ありがとうが溢れた。
その後残った出演者とスタッフでファミレス休憩。ここでも沢山の想いと勇気をいただいた。後にまとめようと思う。
18:00 6カ所目「JAZZ SPOT DUO」こちらはジャスバーのジャスナイト♪ オーナーは「てごうし隊」(震災直後の泥かきの時期から何度も東北に来てくれている)のメンバーである。粋に陽気に時に切なく大人の空間。そこでも語られる東北への想い。仙台を故郷というシンガーは涙を堪えて歌う。
この会場でのMCの方は他でも何度も登場している。彼は調べうる東北の情報を集めてはお客様にお知らせをしてくれていた。仮設住宅の現状。心の電話に寄せられる心の悩みの深刻さ。などなど。その情報は私たちも普段の生活の中忙殺しているものばかりと思い知る。
重ねて言おう。
この穏やかな優しい西の友たちよ。どんな時もどうぞご無事でありますように。東北で命を落とした人々を思い出し生き延びて欲しい。