うたうべねット山形

2019年5月26日(日)
第9回うたうべねット山形!震災復興チャリティーライブ !』が
10:00~16:00で
山形市霞城セントラル1Fアトリウム(山形駅西口隣接) を会場に開催された。

今回で一旦ファイナルというこのイベント。実行委員会代表 丹波恵子 さんからお誘いをいただいての参加となった。

ライブ演奏あり
マルシェあり
ワークショップはボランティアの学生さんも多数、子供たちで賑わっていた。

第9回!!!
副代表MCの中で曰く「第10回まで続けたいとは思っていたけれども、色々な事情や状況で…(中略)今回でファイナルとすることにしました。」と。
お話を伺うと、被災自治体の東日本大震災義援金の受付窓口が何処も閉鎖されてなくなってしまっていることや、被災地、被災者と呼ばれることで前に進めないという当事者の声を耳にしたことなど、今回でファイナルにしようとお決めになった想いを語ってくださった。
代表の丹波さんは「一旦ファイナルといたしますが、これからも応援の気持ちをもって何らかの形で応援を続けていきたいと思っております。」と語ってくださった。

一口に9回というが、並大抵のエネルギーで続けられるものではないことを身をもって知っているつもりである。
想いを形にするところから始まるチャリティーイベント。その時は出来る、出来てしまうのだ。しかし、毎年継続すること。そのモチベーションを持ち続けることは容易くはない。様々なことに悩んだり、迷ったり、囚われたり…。しかし彼らは続けてくださっていた。被災した東北の仲間を応援したい一心で。そして、忘れかける人々に呼びかけるように、人々が行き交うその大きな空間で演奏していた。2011年3月11日、あの日のことを思い出し、語りながら歌っていた。その直向な姿に感動とありがとうでいっぱいになった。

震災、被災に対する考えや想いは千差万別だろう。そのどれもが間違いではないし、正解もない。決めつけたり、押し付けたりできるようなことではない。それぞれが感じたままを伝え合い次に活かせたらいいと思う「その時、とにかく命を守る最善を考え動く。」ために。

東日本大震災という未曽有の災害を教訓にして欲しい。どうぞ学んで欲しい。と願う。

ならば、今後は「チャリティー」を外してはどうだろう?

東日本大震災から学び復興を願うイベント、応援するライブ、にしてはどうなのだろう。それならば双方のために有意義なのではないかと思えた。被災県以外で開催されるイベントに、被災県の人々が出向く。演奏者としてでも、出店者としてでも、来場者としてでも。逆に被災県で開催されるイベントに以外の地から参加していただく。想いのある方々が交流することで思い出を共有して行く。そこから絆やご縁が生まれ、学びあうことが出来るのではないかと。

見知らぬ人々の「応援してるよ!」の声に

私たちはどれほど助けられ、勇気づけられたことか。
その見知らぬ人々への感謝の気持ちを、「ありがとう!」をお届けしたいと心から思う。

何度でも言う。

ありがとうを届けたくて出向いた山形。
でも!また「ありがとう」でいっぱいになった。

こころから 心から ありがとうございます。

また一緒に歌える日を♪